そうだ、ハリウッドに行こう。
すっかり涼しくなりました。
夕日が沈む時間が早くなりました。
ふと気がつくと辺りはすっかり真っ暗で、誰かに照らしてもらわなければ歩けなくなってしまいました。
それでも私は1人で歩かなきゃならない。
夏が終わってしまった。
それでも今でもはっきりと思い出せるよ。
それはそれは紛れもなくとっても大事な宝物だった。
大好きで守りたくてたまらなかった。夏。
辞めるかもしれない、と思った6月。
いや正確に言うと脱退か。
関西担でもある私は抜けても事務所にはいるんだからとどこかお気楽でいた部分もあった気がする。
ばかですねえ。ほんと。
退所するわけでもないのに何で一緒にステージに立てないんだろう。
退所するわけでもないのに何で一緒の衣装を着れないんだろう。
何でこんなに苦しくて悲しくて涙が出るんだろう。
退所するわけでもないのに、
Travis Japanとして歌って踊って他のメンバーにゲラゲラ笑う君がもう見れない。
メンバーカラーは白ですけどという君がもう見れない。
名前の後の(Travis Japan)という括弧書きがもう見れない。
はぁー苦しい。苦しい。
息をしても苦しくて切なくて涙が出ちゃう。
トラジャでの君が大好きだった。
ダンスが1番上手いって自負してるグループに君がいることが本当に誇らしかった。
他のメンバーにゲラゲラ笑う姿が愛おしくてたまらなかった。
悔しいよ。どうしようもなく悔しいよ。
だって最後の1人になってもTravis Japanとしていたいと思ってるって言ってたじゃない。
7人で頑張ろうって言ったのに。
もったいない。
なんて言ったら怒りますか。
私はただ単に抜けてほしくなかった。本音を言うとね。
もったいないって理論立てて抜けてほしくなかったなんて言えない。
ただ君が必要なだけ。それだけ。
半袖が肌寒く感じるようになりました。
半袖でも熱く感じたあの夏からまだ1ヶ月も経ってないことに驚いています。
まだまだ真実はわからないしこれから先わかることもないかもしれない。
だけどこれだけは紛れもない事実です。
本当に本当に大切なメンバーでした。
今は抜けてほしくなかったという気持ちが強いけど、やっぱり最後に浮かぶ言葉はありがとう以外に見つかりません。
6人はきっとさらにアップデートをしてくれるはず。
君がいなくても大丈夫って思わせてくれるはず。
だってもっともっと上に行けるでしょう?
まだまだこれからじゃない。
だからどうかこの大好きな大好きな「箱」だけは守ってください。
何人になっても応援する自信だけはあるから、このわがままだけでも許してね。
Travis Japanはこの先もずっと続いていかなくちゃ。
そして夢のハリウッドに行こうよ。
8月なのに雨が続いて傘を差しながら屋上で待った夏に、
Guys PLAYZONEって叫んだ夏に、
Travis Japanのiの点が七角形になったペンライトを振った夏に名前を付けて保存するなら宝物がぴったりだね!
7人が最高にかっこよくてかわいくて愛おしくて大好きで、
本当に宝物のような夏をありがとう。
そして、6人が歩き出す秋の月がとても綺麗なものでありますように。
絶対綺麗でしょうけど。
そんな綺麗な月の光に照らされたそれぞれの道が交差して、いつか再び同じ道へと続いたら、
死んでもいいわ。
なんてね。
あぁ寒い寒い。まだまだ家に帰れないよ。
外は真っ暗。
だけど私の歩く道なんて照らさなくていいから、6人がこれから進む道だけはどうか明るく照らし続けてくださいね、お月様。