陽だまりの粒

ただぼーっとしてカーペットの上にへたりこんでいる今。

 

 

外では鈴虫の合唱が鳴り響き、すきま風が少しの切なさと後悔を運んで部屋に入り込んできた。

 

 

そんな日の視界は久しぶりの雨で濡れています。

 

 

 

 

 

 

あの日、

 

さよならさえも言えなかった。

 

 

 

 

 

 

素敵な名前にぴったりな、真っ白な歯を見せてとびっきりの笑顔で笑ってくれるの。

 

いつもそうだよ。

 

キラキラ眩しくて。その眩しさが愛おしくて。

 

あなたの笑顔を見ると何か上手く行きそうで、大丈夫なんじゃないかって思えたよ。

 

 

しんどくてつらいときも勝手にあなたを拠り所にしてた。

あなたの笑顔はそれくらい安心出来るものだった。

 

 

だから何度も何度も救われました。

 

 

私にとって、あなたはまさに太陽だった。

 

 

 

 

 

 

そんな太陽を、私は見失ってしまった。

 

 

雨は止むどころかさらに勢いを増して車軸を流す。

 

まだ夜でもないのに暗くて暗くて。

 

何だか心まで流されてしまいそうで。

 

 

 

ごめんなさい。

 

 

応援してるのに謝らせちゃって背負わせちゃって、情けない。 

本当は支えてあげるべきなのに、助けてあげたいのに、こっちが誰かに助けてほしくてどうしたらいいの。

 

いつもいつもこれからってとき。

だから余計悔しくて。押し潰されてしまいそう。

 

 

 

 

 

 

 

またみんなでカジリーグやりたかった。

君にはずっと踊り続けるDancerでいてほしかった。

Woo babyだってげっちゅーだってまだまだ聞きたいじゃん!

 

 

 

 

トラジャにずっといてほしかった。

 一緒に時を刻みたかった。

 

 

Travis Japanのかっこいいロゴを思いついて机に落書きしたけれど、テストがあるから消さなきゃいけなかったのが悲しかったこと。

 

最年少に見えないくせにトラジャでは末っ子でお兄ちゃん達にたくさん叱られて可愛がられたこと。

 

そんなメンバーを自分の大切な宝だと言うこと。

 

 

 

 

あなたの周りにいる人たちが本当に笑顔になっていくの。

 

 

あなたは誰にとっても紛れもない太陽だった。

 

 

 

 

 

あぁ、素敵な人だったなぁ。

 

 

大好きな人。

 

 

メンバーもファンもきっとあなたのことが大好きでこれからも大好き。

 

 

あなたの歌もダンスも笑顔も変わらず私の心にあるから。

 

Travis Japanは好きか!? 7人全員好きか!?俺もみんなのこと好き!」

って言ったあの姿絶対に忘れないから。 

 

 

 

すきま風が運んできた後悔は、あなたにさよならもありがとうも言えなかったことだけ。

 

むしろTravis Japanのファンになれたことに後悔なんか全くなくて。Travis Japanのメンバーにあなたがいてくれて本当に良かった。

 

 

 

楽しかった思い出ばかりだよ。

あなたと同じようにいっぱい笑えて幸せです。

Travis Japanとの思い出は大切な大切な宝物。気づいたら宝物で溢れすぎて蓋が閉まらない宝箱にそっと、いや半ば強引に入れておくね。

入れておかないと、時間という泥棒に盗まれてしまうから。

 

 

だから今でもそんな宝物を愛することが出来るんだよ。素敵じゃない。色褪せずに残った宝物を愛することが出来るなんて。

私は本当に幸せだなぁとつくづく思います。

大好きだよ。みんな。

ありがとう。

これからもすぐめそめそしてこんなしがないファンだけど、トラジャをずっと大好きな自信しかないから、少しでも力になれるように全力で応援するから。

だからどうか、どうか幸せになってください。

一人残らずね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓の外は今でも雨。

いつまで降っているんだろうと思い、重い腰を上げてカーテンを開けたら、

 

綺麗な綺麗な夕日が視界の中に飛び込んできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ私は泣いていたんだ。

 

 

こんなに綺麗な夕日ならきっと明日は晴れだね。

 

 

 

さぁ支度しなきゃ。

前を向いて歩く準備だよ。

きっと輝く未来が待っているから。

 

それに、こんなに泣いてたら笑われちゃうもんね。

私の大好きなその笑顔でさ。

 

 

 

夕日が沈んでいくのと同時に現れた秋の月はやっぱりとても綺麗でした。

6人がこれから歩んでいくと思ってた秋の月は憎たらしいほど綺麗で、とっても明るいです。

 

 

 

 

 

準備万端。ちょっと疲れちゃったな。

 

眩しい朝日の光を浴びてちゃんと起きられますように。

おやすみなさい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ

すっかり冷え込むようになったけど、これからまたどんどん寒くなっていくみたいだから体には気をつけるんだよ。

風邪、ひかないようにね。

 

 

 

私?

そりゃあ寒いよ。

だけど楽しかった思い出が温めてくれるから

寒くてもきっと大丈夫。

風邪なんか引いてられないわ。

 

 

 

 

だから元気でね。

幸せになってよ。